革シートは補修か張り替えが必要
バイクの革シートはバイクのデザインを引き立てるだけでなく、運転にも重要な部分です。革シートはしなやかで丈夫ですが傷むこともあり、手入れや補修が必要でもあります。万が一、穴が開いたり割けたりして補修が必要な場合は、自分でも補修することができます。
小さな穴の場合は、ゴムノリで補修してみましょう。
慎重に作業を行えば、見た目にも問題なく穴が防げます。また、革用の補修テープもあるので、探してみてください。補修テープは革の色合いや風合いにあわせて選ぶと、悪目立ちすることがありません。
さらに、座席部分の革シートを自分で張り替える方法もあります。まず、シートにぴったりの革を手に入れます。ネットなどで購入することができます。次に、座席の部分を取り外して、ペンチやカッターを使って裏側からシートを取り外します。その上で革シートをかぶせて、タッカーを使って留めていきます。この時、湿気や水気には注意してください。シートに水が含まれると、劣化が激しくなります。留め終わったら革の余分な部分を切って取り除いていきましょう。
意外と簡単にできる座席の革シートの張り替えですが、手先に自信の無い方は専門店に張り替えを注文しましょう。その際、座席のクッション部分の調整もする、いわゆる「アンコ抜き」「アンコ盛り」もお願いすることができます。
座席の高さや乗り心地に不満がある場合は、座席シートの張り替えのついでに調整するのもお勧めです。
接着剤のついたバイクグリップの外し方
バイクのグリップの外し方、少し難しそうですが慣れれば付け替えまで30分程度でできるので、参考にして頂きたいです。
まずグリップの端、バーエンドを外します。ネジロック剤ですごく硬く外れづらいことがあるので手袋などして作業します。あまり無理やり外すとネジ山が潰れてしまうので気をつけます。バーエンドが外れたらグリップを外します。
グリップはボンドや接着剤で固定しているので外したグリップをまた使うのであればパーツクリーナーなど使いながら綺麗に外します。パーツクリーナーを使う場合はマイナスドライバーを隙間に入れながらパーツクリーナーを吹いて少しずつボンドや接着剤を剥がすと楽に外せます。
もう使わない場合はカッターなどで切ると作業も早いですが、ハンドル自体に傷がつかないよう細心の注意を払います。外した後はハンドル自体にもボンドや接着剤が残っているのでここもパーツクリーナーやヘラなどを使って綺麗に落とします。ここから新しいグリップに付け替える場合は、ハンドルにボンドや接着剤を付けてヘラなどで均等に伸ばします。次に新しいグリップをはめるのですが、時間経過で接着剤が固まってしまうので固まる前にグリップをはめます。少し捻りながら入れるとスムーズにつけれます。グリップはスロットルスリーブの影響によって左右で内径が変わるので左右間違えないように気をつけます。ここまでくればあとはバーエンドをつけて終わりです。
グリップの外し方は慣れれば簡単に出来て必要な工具も少ないのですぐ出来ます。