バイクのテールランプやウインカーをLEDに変更するメリットと注意点
バイクのテールランプやウインカーには多くの場合、ハロゲン電球が使われています。ハロゲン電球は一般的な電球よりも小型で明度も高いことから、バイクなどの車両に最適とされています。現在でも様々な車両の照明機器に使われていますが、約二千から三千時間ほどで明度が著しく下がることから注意しなければいけません。
バイクなど車両に使われているハロゲン電球は走行時の振動による劣化も加わるのでさらに寿命が短くなります。
テールランプやウインカーをLEDタイプに交換するケースが増加しているのは長持ちするLEDにすることで交換の手間を省くのが目的です。また、LEDはハロゲン電球以上に明度が高く、日中でも強く照らすことができます。
LEDは電力消費量が少ないのも魅力のひとつですが、車種によってはハロゲン電球を外した後に専用のコネクターを取り付ける必要があります。多くの場合、LED用の変換コネクターをソケット部分に取り付けるだけで対処が可能ですが、場合によっては配線の改造が必要になるので事前の確認が欠かせません。配線の改造は専門知識が必要なのでプロの業者に任せるのが無難です。また、ハロゲン電球は通電時に発熱するのでテールランプやウインカーの内部には熱を逃がすための空きスペースがあります。しかしLEDは通電時もほとんど発熱しないので空きスペースは不要です。LED用のカスタムパーツに交換することで、スリムかつコンパクトな仕上がりにすることができます。